元ナースで外資系サラリーマン妻の子育てブログ

子育てに関することを中心に、自由に書いていきます。

普通救命講習3(小児・乳児の心肺蘇生法)を受けてきました。

地域の消防署で無料で受けられます。

 

 

成人の救命救急講習は車の教習所や職業柄何回か受けたことはあったのですが、小児は受けたことがなかったので、乳児を育てる親として知らないのは怖いなと思い、受けてきました。

 

 

講習時間は土曜日の9:30〜12:30で、子ども同伴不可だったので、子どもは旦那に見てもらって行ってきました。

 

 

地域にもよるかと思いますが、子ども同伴可の日程もあるみたいです。

 

 

内容ですが、最初の30分ほどは座学でビデオを見ます。

 

 

その後、実技をしました。

 

 

実技の半分は成人の復習やAEDの使い方だったので、もっと小児メインかと思っていたので少しがっかりでしたが赤ちゃんの模型を使って練習することができました。

 

 

小児のCPRについて(成人との違い)

・意識確認のときは、足の裏をたたく。

・気道確保のときに、小児は気道が指1本分ほどしかないので、頭部後屈下顎挙上をしすぎない。(寝かせるだけで気道確保になる。)

・小児は呼吸障害が多いので、心マの前に人工呼吸をする。

・人工呼吸は口と鼻を一緒に含む。

・心マは左右の乳頭を結んだ中心の少し足側を指1ー2本で体の1/3沈むくらいの強さ

AEDの電極パットの貼る位置は胸と背中に1枚ずつ

 

 

意外と知らないことが多く、新しい学びでした。

 

 

 

 

また、赤ちゃんに多い、誤飲などで気道が詰まってしまったときの対応法。(意識がある場合)

 

 

①背部叩打法

うつ伏せにして自分の片側に乳児を乗せる。乳児の顎を持って、胸とお腹を自分の腕に乗せる。乳児の頭が下になるように構える。手の平の付け根で乳児の背中を思いっきり数回叩く。

 

②胸部突き上げ法

今度は仰向けにして、背部叩打法と同じように頭を下げた状態で片側に乗せる。このとき手の平でしっかり頭を支える。胸の真ん中を指2本で思いっきり数回押す。

 

①→②を数回繰り返す。

意識がなくなったら、すぐ119してCPR!!

 

 

 

いざというとき、習ったようにできるか分かりませんが、知ってると知らないとでは違いますし、人形で練習できてイメージできたこともよかったです。